雪国暮らしの道具2〜修理する喜び
ちょっと前にネットショップから買ったスノーシューを壊してしまった。
ショップに部品の有無を問い合わせているが、答えはまだ来ない。
そのうち冬も終わっちゃうしなぁ…。
というわけで、自分で部品を作って修理することにした。
壊れたのは
TUBBS Flex ALP Men's "24(タブスフレックスALP 男性用24インチ)
雪原を歩いている途中で、写真の箇所の部品が落ちて無くなってしまった。
なぜ落ちたのか、いまひとつ原因がわからないのだが、
雪は固めだったし、思いがけない負荷がかかったのかもしれない。
しかし、トラブルが自宅付近のなんて事無い雪原だったから良かったけど、
本格的な山の中だったら…と思うと簡単に壊れてほしくない箇所ではある。
ここはフレームと可動式のクランポンを留めるピンの入る所で
ピンに空けられた穴にダブルリングを通してクランポンがフレームに
固定される仕組みになっている。
トラブルに気が付いた時、関係する全ての部品が無くなっていたのだが、
足跡を慎重に逆に辿って、ストッパー金具(クランポンの可動範囲を調節
している)とピン固定のリングを雪の中から発見。これはラッキーだった。
雪の中でこんな小さな物がよく見つかったなぁと思う。
見つかったリングは変形していなかった。
ということは、リングを通す穴の所でピンが折れて抜け落ちた
可能性が高い。
無理な加重でフレームやクランポンを変形させないように
わざとピンの強度を落としているのかもしれないなぁ…。
そうすると自作するピンもある程度壊れやすい(?)
素材で作らなきゃならないかも。
フレームの穴は5ミリだ。
今回修理パーツの材に選んだのは、シャフト径5ミリの
アルミ製リベット(長さ12ミリ)。
リングを通す穴あけには2ミリの金属用ドリルを使う。
相手がアルミだから、苦労も無く穴開けは完了。
ドリルでできたバリをハンドルーターで丁寧に落として、
ペーパーをかけて仕上げる。
あとは組み立てるだけ。
案外簡単だった。
もし、ストッパー金具が見つかっていなかったら、作業はもっと大変だったろう。
あれ作るとなると、金属の板から切り出してやらなきゃなんないからなぁ。
やっぱりこのパーツはメーカーから取り寄せといた方がいいだろうな。
それにしてもショップはなにやってんのかなぁ…苦笑。
さてさて、修理の済んだスノーシューで早速雪野原へ飛び出します!
風もなく穏やかな雪国の冬景色。
美しくて、うれしくていっぱい写真撮っちゃいました。
修理した部分も問題なく機能しているみたいで
めでたしめでたし!
ショップに部品の有無を問い合わせているが、答えはまだ来ない。
そのうち冬も終わっちゃうしなぁ…。
というわけで、自分で部品を作って修理することにした。
壊れたのは
TUBBS Flex ALP Men's "24(タブスフレックスALP 男性用24インチ)
雪原を歩いている途中で、写真の箇所の部品が落ちて無くなってしまった。
なぜ落ちたのか、いまひとつ原因がわからないのだが、
雪は固めだったし、思いがけない負荷がかかったのかもしれない。
しかし、トラブルが自宅付近のなんて事無い雪原だったから良かったけど、
本格的な山の中だったら…と思うと簡単に壊れてほしくない箇所ではある。
ここはフレームと可動式のクランポンを留めるピンの入る所で
ピンに空けられた穴にダブルリングを通してクランポンがフレームに
固定される仕組みになっている。
トラブルに気が付いた時、関係する全ての部品が無くなっていたのだが、
足跡を慎重に逆に辿って、ストッパー金具(クランポンの可動範囲を調節
している)とピン固定のリングを雪の中から発見。これはラッキーだった。
雪の中でこんな小さな物がよく見つかったなぁと思う。
見つかったリングは変形していなかった。
ということは、リングを通す穴の所でピンが折れて抜け落ちた
可能性が高い。
無理な加重でフレームやクランポンを変形させないように
わざとピンの強度を落としているのかもしれないなぁ…。
そうすると自作するピンもある程度壊れやすい(?)
素材で作らなきゃならないかも。
フレームの穴は5ミリだ。
今回修理パーツの材に選んだのは、シャフト径5ミリの
アルミ製リベット(長さ12ミリ)。
リングを通す穴あけには2ミリの金属用ドリルを使う。
相手がアルミだから、苦労も無く穴開けは完了。
ドリルでできたバリをハンドルーターで丁寧に落として、
ペーパーをかけて仕上げる。
あとは組み立てるだけ。
案外簡単だった。
もし、ストッパー金具が見つかっていなかったら、作業はもっと大変だったろう。
あれ作るとなると、金属の板から切り出してやらなきゃなんないからなぁ。
やっぱりこのパーツはメーカーから取り寄せといた方がいいだろうな。
それにしてもショップはなにやってんのかなぁ…苦笑。
さてさて、修理の済んだスノーシューで早速雪野原へ飛び出します!
風もなく穏やかな雪国の冬景色。
美しくて、うれしくていっぱい写真撮っちゃいました。
修理した部分も問題なく機能しているみたいで
めでたしめでたし!
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by atelier_shiro
| 2013-02-07 19:31
| 道具のこと
雪国暮らしの道具〜1
雪原に彩雲が映えるこのごろ。
久しぶりに山道具の買い物をした。
雪山を歩くための「スノーシュー」。
冬至を境に世界で気象が荒れている。
これが本格的に役立つ日も近いのかもしれない。
久しぶりに山道具の買い物をした。
雪山を歩くための「スノーシュー」。
冬至を境に世界で気象が荒れている。
これが本格的に役立つ日も近いのかもしれない。
#
by atelier_shiro
| 2013-01-17 16:01
| 道具のこと
半月のぼって新しい世界幕を開ける
ようやく外に向き合える気持ちになりました。
たまにありますね、放置期間…。
半月って読みは「はんげつ」です。
穏やかな周期の転換。
激動の13年? いや希望に溢れた新年。
誰もが輝くことのできる、新しい周期がはじまったよ。
もう迷うことはない。
新しい自分たちにかんぱいっ!
たまにありますね、放置期間…。
半月って読みは「はんげつ」です。
穏やかな周期の転換。
激動の13年? いや希望に溢れた新年。
誰もが輝くことのできる、新しい周期がはじまったよ。
もう迷うことはない。
新しい自分たちにかんぱいっ!
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by atelier_shiro
| 2012-12-22 20:31
| 大切なこと
冬籠りへ
世界はゆっくり移り変わり
いまは沢庵用の大根を干す季節
一冬越すための薪つくりも最盛期
最後の畑野菜、ヤーコンの収穫近し
大切に育てている木々の冬囲いの準備…
友人がリノベーションという方法で家を得た。
廃材がいっぱい出るというのでもらった。
日本家屋の建材はだいたい松である。
薪としての松は、陸上の短距離走者のような感じである。
一気に火力が上がり、燃焼時間は短い。
この性質を利用して、ストーブ料理を楽しむ。
薪ストーブは火力が強いので、器具も厚手の物を。
今年は中古厨房器具屋さんから、寸胴やら雪平やら調達した。
調理器具を買うのは久しぶり。
みんなは何処で活躍していたの?
うちのストーブは快適ですか?
薪ストーブを囲むように作業用の四角いテーブルを2つ。
廃材で作った。
廃材の熱でできた料理が廃材のテーブルに乗って出て。
廃材さまさまですね。
2年前に頂いたタモの木。
ゆっくり乾燥して安定したので、椅子の足に使ってみよう。
僕と同い年くらいのタモだろうか。
機械で無理をせず、吉野斧で形をととのえる。
道具振る手に尽きることのない木の命。
畑守りの役を解かれたタモの木さん。
今度は僕たちとともに薪ストーブの前で安らぎを。
いまは沢庵用の大根を干す季節
一冬越すための薪つくりも最盛期
最後の畑野菜、ヤーコンの収穫近し
大切に育てている木々の冬囲いの準備…
友人がリノベーションという方法で家を得た。
廃材がいっぱい出るというのでもらった。
日本家屋の建材はだいたい松である。
薪としての松は、陸上の短距離走者のような感じである。
一気に火力が上がり、燃焼時間は短い。
この性質を利用して、ストーブ料理を楽しむ。
薪ストーブは火力が強いので、器具も厚手の物を。
今年は中古厨房器具屋さんから、寸胴やら雪平やら調達した。
調理器具を買うのは久しぶり。
みんなは何処で活躍していたの?
うちのストーブは快適ですか?
薪ストーブを囲むように作業用の四角いテーブルを2つ。
廃材で作った。
廃材の熱でできた料理が廃材のテーブルに乗って出て。
廃材さまさまですね。
2年前に頂いたタモの木。
ゆっくり乾燥して安定したので、椅子の足に使ってみよう。
僕と同い年くらいのタモだろうか。
機械で無理をせず、吉野斧で形をととのえる。
道具振る手に尽きることのない木の命。
畑守りの役を解かれたタモの木さん。
今度は僕たちとともに薪ストーブの前で安らぎを。
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by atelier_shiro
| 2012-10-26 16:07
| 土に暮らす〜家
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