Atelier Shiro Petit Journal

どんぐりキャンプ〜その2

天幕泊の朝
寒い…
6時に携帯の蛙の鳴き声のアラームで目が覚める
あまりにも音がリアルで、本当に蛙が鳴いてるのかと思っちゃった…
ふらふらと、寝ぼけた体であすぱらと散歩
透明な空気
朝日に照らされる森
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こんなに美しい景色も見ないで
あすぱらは地面の専門家だねぇ…
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キャンプ場を隈なく一周して戻ってみると、嫁さんも起き出してきた
珈琲と朝食のために、火起こし
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この青い琺瑯ポットはすぐにお湯が沸く優れもの
20数年前一人、自転車旅行に出たときに買った

あの夏の関西は記録的な猛暑だった
道後温泉などの有名どころが軒並み水不足で閉鎖していた
俺は大阪で風邪をひいてしまい、松山で39℃の発熱
走りながら頭から水をかぶったのが良くなかったのだ
松山駅待合い室のプラスチック製の小さい椅子に座って一日中うずくまっていた
遅い午後に這うように路面電車に乗って薬屋を探しに街へ
虚ろな目で電車から松山城の石垣を眺めた
暖かいお湯で風邪薬を飲みたくて駅の隅、この琺瑯でお湯を沸かした

物を見ただけで何かを鮮明に思い出すことは少ないが
このポットには他にもいろいろな光景が刻まれている
新婚車旅のときも毎朝、珈琲のためのお湯を安定供給した彼(?)は
今回もそのポテンシャルを、まぁ普通に発揮した
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朝の珈琲と甘い駄パン(大量生産の菓子パンのことです…)の後
朝食の焼きそばを作る

そういえば、場内に住み着いていたネコの話を書いておこう

キャンプ場に到着して間もなく
居るのは自分たちだけ、と知って喜んだ嫁は、あすぱらを場内に解き放った
思いがけず無限の自由を得た彼は文字通り、羽が生えたように飛び歩き
しばらくして1匹のネコを発見!
友達になるべく、ゆっくり近づいていったのだが…
間合いが2mくらいになった瞬間、ネコは跳ねとんで近くの木を垂直に登っていったのだった
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ネコッツは無事降りてこられるだろうか?
僕らはそのネコを勝手にネコッツとよんでいた
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ネコッツはお腹がすいているようだった
が、僕らからは何も貰えず一夜を過ごし
次の日もあすぱらに追いつめられて木登りをしてしまった
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あすぱらよ、ネコはなかなか友達にはなれない相手なのだよ…
そしてネコッツよ、もうじきキャンプ場には人が来なくなるのだよ
寒さが厳しくなる前に、どこかあったかいお家を探しに山を降りなさい
ネコッツはこの冬を乗り切れるだろうか…
幸運を祈る

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さて、まったりと焚火を楽しんでいたのだが
何となく空気が変わったので、撤収作業へ
案の定、午後から激しい嵐
近くの温泉で炭臭を落とし、雷雨の中帰路へつく2人と1匹なのであった
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by atelier_shiro | 2011-10-13 18:35 | 大切なこと

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